医療用大麻プログラムがオピオイド過剰摂取による死亡率を軽減。

最近の研究によると、医療用大麻プログラムを実施している州は、医療用大麻プログラムを実施していない州と比較して、オピオイドの過剰摂取による死亡が少ない事が分かっている。

先月、Journal of Health Economics誌に発表された第三者による評価、検証済みの研究では医療用大麻プログラムを実施している州では、他の州と比較してオピオイドの処方数が少ないことがわかりました。

ミシガン州では投票によって、2008年に医療用マリファナ法を承認しました。その下で、医療目的で大麻を使用したい人は、医師からの処方箋と州の承認があれば医療大麻を使用出来る。

Michigan Medical Marihuana Program（MMMP）がこの問題（※医療用大麻プログラムを実施している州は、医療用大麻プログラムを実施していない州と比較して、オピオイドの過剰摂取による死亡が少ない事）に与えた影響は明らかではないが、同州では生死に関わるオピオイドの過剰摂取例が増え続けている。 Kent County Health Departmentによると、Kent Countyは2017年に105のオピオイド関連の死亡が確認されている。

カラマズー医師は、医療大麻が疼痛管理のためのより安全な選択肢であると話す。

ミシガンホリスティックヘルスのデイビッドクロッカー博士は、「マリファナの長所は、実際に効果が有り、致死量が無い事、また医療大麻が使用できる事によって自殺率を大幅に下げる事ができるからである。」と述べた。

彼は、医療大麻には慢性疼痛を含めた他の疾患にも治療効果があると考えています。

ミシガン州で嗜好大麻を合法化することを目指している団体「the Coalition to Regulate Marijuana Like Alcohol　」 は、『11月の投票でこの問題を取り上げるために州に署名を提出しました。同州はまだ訴状の審査を終えていないが、「11月には、嗜好大麻の成否を問う選挙が行われると思います。』と話した。

クロッカー博士は医療大麻がより多くの命を救うと考えています。

「匿名で制限の少ない方法で入手できるようになれば、おそらくオピオイドの過剰投与を減らし続けることになるだろう。」と彼は言った。

「The Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders（※アメリカ精神医学会によって出版された本）」では、大麻の利用にはリスクがあるとしていますがクロッカー博士は医療大麻がより多くの命を救うことにつながると訴えています。