ミネソタ州ヘンプ・ファーマー、THC数値の法定限度を超えたとして起訴される。

Twin Cities Pioneer Pressの報告によると、ミネソタ州で大麻を栽培していたあるファーマーが、THCの法定限度を超えて大麻を栽培していたとして、2人の重罪と1人の微罪で計3人が逮捕された。農家の名前はLuis Hummelで、ミネソタ州ラネズボロでthe 5th Sun Gardens Hemp Farmを経営している。


警察は2019年3月15日に再び交通規制を開始し、郡保安官代理は、大麻製品が最終的に車で発見され押収したところ、運転手は、その製品はHummelの農場から来たものだと言った。Twin Cities Pioneer Pressのレポートで概説されている刑事訴訟では、運転手は製品が違法であると知っていたと代理人に話したと述べています。


Hummelはその後、痲薬の販売と所持で告発された。警察によると、大麻製品の検査が行われた結果、大麻製品に含まれるTHCの数値は、同州での大麻の販売に対する法的な制限の10倍に達しています。


Hummelは、2019年5月1日に受け取った排除措置命令をめぐり、現在ミネソタ州を提訴中であるが、同命令は、同州の大麻合法プログラムからHummelが追放され、同プログラムへの参加資格が一年間停止されることを通知していた。さらに、Hummelは作物全体を破壊し、現時点ではこれ以上成長しないよう命じられた。


Hummel氏の訴訟では、大麻の収穫物全てを破棄するための命令は、適正なプロセス権を侵害していると述べています。Hummelは彼の農場は約350万ドルの価値があると見積もっている。


ミネソタ・ヘンプ農民製造業者協会 (Minnesota Hemp Farmers and Manufacturers Association) の会長であるPaul Johnson氏は、Hummel氏の主張に同意し、問題のヘンプは法執行機関によってテストされた時点で0.03% THCの法的制限を下回っていたと述べた。



「私の懸念は、麻が製品化されるとTHC濃度がかなり上がる事があり、生産元の農場で測った値は規制値以下と示している。それなのに罰則を与えるという事が起こってしまうという点であります。」とJohnson氏は語った。