オハイオ州は、うつ病の治療のために医療大麻を許可する最初の州になる可能性があります。

オハイオ州は2016年に医療大麻を合法化し、それ以来、州はそのプログラムの展開をゆっくりと見てきました。医療機関用マリファナを合法的に購入したのは、州政府に登録されている患者の40%にすぎません。

ほとんどの患者はどちらかの価格がより手頃な価格になるか、または診療所が自身の居住地から十分に近くに開業するのを待っている様です。


それでも、これらすべてを通して、州の医療委員会は、資格条件のリストにさらに5つの病気を追加することを検討しています - うつ病、不眠症、自閉症スペクトラム障害、不安およびオピオイド使用障害(鎮静剤中毒)。


12人のメンバーによる医療委員会がこれらの病気を追加することを決定した場合、オハイオ州は「うつ病」が処方的確である最初の州になります。

医療大麻がこれらの5つの病気に苦しんでいる人々のために特に有用であることを示唆する多くの研究と事例証拠がありますが、医療大麻が現在合法である州でも処方資格条件の病気、疾患リストに「うつ病」が載っていません。


現在、オハイオ州の医療大麻の法律で扱われている条件には、癌、パーキンソン病、てんかん、緑内障、線維筋痛症、鎌状赤血球症、およびトゥレット症候群が含まれます。


また、オハイオ州は今まで、新しい適格条件を追加するリーダー的存在であり、医療大麻が慢性の外傷性脳症に苦しむ人々の治療法として認められている唯一の州です。


これら5つの条件をリストに追加するために、4人のメンバーからなる諮問委員会が投票を推奨しました。これは今月末に予定されています。完全な12人のメンバーによる医療委員会の最終投票が6月12日までに予定されています。これは夏の終わりまでに何千人もの人々が医療大麻にアクセスできる可能性があることを意味します。


適格条件のリストにうつ病、不眠症、自閉症スペクトラム障害、不安およびオピオイド使用障害を追加すると、オハイオ州の医療大麻の対象となる人々の数がほぼ2倍になる可能性があります。これら5つの条件のうちの1つでも適格となると、およそ317万人が合法的に医療大麻による治療を受ける事が出来ます。



しかし、より多くの患者へのアクセスを提供することは絶対に重要ですが、ここで注意すべき最も大きなことは、オハイオ州が医療大麻から恩恵を受ける条件として『うつ病』を認めようとしているという事実です。