アラバマ州、医療大麻に理解。

HB243が上院司法委員会において賛成6票(反対2票)にてアラバマ州は医療大麻の合法化に一歩近づいた。

この法案はケア法とも呼ばれ、19歳以上の患者が医療大麻を使用して、依存症、てんかん、慢性疼痛、癌、鬱病を治療できるようにすることを目的としている。

州議会議員のマイク・ボール氏は、まれなケースでCBDオイルの使用を許可している「Leni’s Law」と「Carly’s Law」に基づいて、先月この法案を提出した。


「Carly’s Law」により、アラバマ大学バーミンガム校は衰弱性痙攣の小児に非精神活性CBDオイルを供給することができる。但し7月1日までという期限付きです。


「Leni’s Law」とは、発作患者が医療用マリファナ・カードを取得できるようにするもので、ある発作持病を持つ患者の名前にちなんで名づけられました。HB243は、法改正し「Leni’s Law」により、広い範囲の疾患を有する患者が医療大麻を入手できるようにする事を決めた。


また、アラバマ州医療大麻委員会が設立され、同委員会は、医療用マリファナ・カードの発行と、州内での大麻の栽培、加工、販売の許可を当委員会が担当することになる。


6対2の投票では3回の棄権票が投じられ、法案は上院全体に提出されることになる。

アラバマ州上院の別の委員会が、大麻の少量所持を非犯罪化する法案を全会一致で承認してからわずか1週間後での上院への提出となる。


委員会は、6対4で同様の法案を可決したが、下院ではこれが否決された。しかし、今回は11人の委員全員がHB96を承認した。1オンス未満の所持者は、罰金を科せられるが、刑事訴訟は成されない。

アーカンソー州でも2016年に同様の法律が成立し、医療用大麻の販売がようやく来月から開始される予定だ。栽培業者は先週から花の加工を始め、5月12日から認可を受けた32の薬局で販売が始まる予定だ。


アーカンソー州保健局は1万件以上のライセンスを発行しているが、患者たちは長い間待たされてきたのである。