CBDパッチは痛みの緩和に効果があるか?

CBDパッチは、皮膚に貼り付ける小さなパッチです。ニコチンパッチに似ていますが、CBDと他の成分が含まれており、局所的な痛みの緩和を助けます。

この経皮投与法は、CBDが皮膚から直接血流に吸収されるので実に効率的です。

CBDパッチは、経口摂取されるCBDと同程度の効果があります。しかし、2018年の研究のレビューTrusted Sourceによると、経口CBDよりも鎮痛作用がより効果的であるとされています。

研究者達の説明によると、経口摂取されたCBDは、血流中を循環し始める前に、まず体によって代謝されるますが、パッチのように皮膚から取り込まれたCBDは、この中間段階を通過する必要がないため、より多くのCBDが血液中を循環します。血流中のCBDが多いということは、痛みのある部位に到達できるCBDが多いということです。


さらに、多くのCBDパッチは、数日間体内に残るように作られています。毎日忘れずにCBDオイルを飲んだり、CBDローションを塗ったりするのではなく、必要な部位に正確に合わせてゆっくりと安定した量を摂取することができます。


しかし、欠点もあります。多くの企業は、CBDが皮膚に浸透し、血流に到達するのを助けるために化学物質を追加します。人によっては、これらの化学物質にアレルギーを起こすこともあります。

また、同じ2018年の研究者達の発表によればパッチに使用されている粘着剤が、人によっては、特に敏感肌の人に皮膚刺激を引き起こす可能性があるとも指摘しています。



ただ、肩や腰など、治療したい部位が決まっている場合は局所的に治療出来るという利点もあるので今後の研究に期待が寄せられています。